吉良吉影确实童年不幸,没画出也只是没画出来,不是废弃设定,只是放在“冰山”没露出的那部分了
问:说到真实感,除此之外还下了什么功夫吗?
荒木:虽然不是幕后设定,但考虑了漫画中不怎么描写的角色的一面。仗助在不认识自己父亲的情况下长大,实际上他内心在这一点上受到了伤害。但是,他把小时候帮助过他的那个飞机头男人当作自己心中的英雄,依靠他作为自己信念的象征来弥补那个伤痕。其实漫画中没有描写的吉良吉影的背景故事也存在哦。吉良的母亲做了类似虐待的事情,而他父亲却视而不见,吉良吉广内心一直觉得“对不起”,所以才会救吉良救到那个地步。只是在漫画中这样画出来的话,吉良吉影作为反派角色会成为令人悲伤的家伙,也没法当成敌人。我不能描绘出两者的平衡,或者说因为是少年杂志,所以没法实现吧。
2007年12月,Jump SQ,『天国への扉ヘブンズ・ドアー』で荒木を読むッ
奇才・荒木飛呂彦が露伴の手で本になった!!?
読切掲載記念!
荒木飛呂彦特集!!
――それはぜひ読みたいですね。リアリティーというと、そのほかにも何か工夫はされているんてすか?
荒木 裏設定ではないですけど、漫画ではあまり描かなかったキャラクターの一面を考えてはいます。例えば仗助は、自分の父親を知らずに育ち、実はそこで傷ついてるんです。だけど、幼い頃助けられたリーゼントの男を自分の中でヒーローにして、頼ったり、自分の信念のシンボルにしたりしてその傷をカバーしているんです。実はマンガでは描かなかったけど吉良吉影の背景もあるんですよ。吉良の母親か虐待みたいなことをしてて父親は見て見ぬフリで、それを「すまない」って思っていたから吉良をあそこまで救おうとしてたっていう。ただマンガでそれをやっちゃうと悪役としては悲しいヤツになるし、敵にもならないし。そこの兼ね合いは描けなかったっていうか、少年誌だからできなかったのかな。
